「神様のカルテ」が映画化されたので、映画の日(1000円)に見に行ってみる。
原作は1.2とも既読だが、
①夏目漱石ファンの古風な話し方をする主人公の変人ぶり
②古いアパートに住む一癖ある住人たちとの交流
という部分で面白く、なかなかいい作品であった。
また、シリーズに珍しく、1も良かったが、2の方がさらに良かった。
(通常小説がシリーズになると1が一番良い場合が多い)
映画のほうは、よく出来ていて楽しかった。
残念なのは映画という時間的制約で、小説でよかった①②ともかなり省略されていたこと。
出来たら、連続ドラマになって、その辺も一杯描かれるといいなあ。
ちなみに、見ていてなんか信州に行きたくなった。
久しぶりに、松本まで行って、バスに乗って「中の湯温泉」あたりで一泊したいなあ。
あと、主人公の住むアパート(旧旅館)がいい雰囲気だった。
なんか昔住んだ会社の独身寮を思い出してしまった。
なんか主人公の奥さんが、男子寮に紛れ込んでしまった女の子といった感じだった。
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