先週の静岡出張に引き続き、今週は福岡出張
おかげで読書がさらに進む。
「七つの海を照らす星」を読んで、非常に良かった七河迦南の2作目。
前作とシリーズになっている。
連作短編としての仕掛けは大掛かりで、また「野球場からの全員消失」などの個々の短編の出来もいいが、なんとなく前作の方が、より好きだなあ。
こちらも前作の読後感が良かった「真夜中のパン屋さん」の第2作。
正式なタイトルは2とはつかず、サブタイトルが違う形。
やはりこの人の文章は、読んでいて気持ちがいい。
3作読んでみて、どれも好印象だったので、全作品あたってみようかなあ。
「ショートショートの広場」で20作、そのあと「ショートショートの花束」と名前を変えて文庫で出ているアマチュアが書いたショートショート優秀作(小説現代で毎月投稿を募っている)を集めたアンソロジー。
気楽に読めるし、選者(昔は星新一、星亡き後阿刀田高)が選んだ優秀作なので、一定のレベルに達した作品ばかりで、つい毎回買ってしまっている。ただ初期の頃の衝撃する感じたインパクトのあるショートショートは減っている感じかなあ。
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