会津小峰城と白棚線、娘と二人旅

正月休み入って直ぐに横須賀に息子と鉄道旅に出かけたが、鉄分薄めだったため再度鉄道旅に出かけるため家族に許可を取っていると、今度は娘が付いてくることになった。

「鉄道に乗ってばっかりで、(鉄道好きではない娘にとって)楽しくないよ」と伝えたが別にいいらしい。
以前にも娘が鉄旅に付いて来たことがあった。
娘がいいのならまあいっかということで、朝早くから普通列車にゆられる。

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赤羽駅からまずは宇都宮を目指す。
長い道中なので、駅構内の本屋で車中で読む本を購入。
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18きっぷの期間なので、乗換駅では、沢山の乗換客がいた。
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福島県の白河駅に4時間かけて到着。
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娘が見つけた友好都市の碑。
行田市は娘と二人でサイクリングしたことがあり、桑名市は奈良の両親と長島スパーランド行くために娘と行ったことがあり、3市とも偶然娘との旅した土地だった。
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会津小峰城に到着。
ここ数年お城を訪れることが増えた。
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展示パネルがほとんどなくスッキリした内部。
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木造復元のさきかげとなったらしい。
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最上部は窓が小さくこんな感じの見晴らし。
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この後、鉄道路線が廃止になり、専用バス路線になった白棚線(白棚鉄道)に乗る。
会津小峰城とバス白棚線が今回の目的地。
長時間列車に乗っていたいというのも目的ではあるが。
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ちょうどお昼なので、このお店に入る。
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オーソドックスなメニューで、お値段もお手頃。
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娘は炒飯、自分はラーメン。
素朴な味で美味しかった。
お店を出て娘に「昔家の近所にあった中華屋さんみたい」と言ったら「私もそう思った」とのこと。
閉店してしまったが、好き嫌いが激しかった小さい頃の娘がお気に入りで週1回は行っていた家の近所の中華屋さんに雰囲気がそっくりだった。
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白河駅に戻る。駅ナカに洒落たカフェが入っている。
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バス白棚線は正月ダイヤで、予定より一時間前のバスに乗る。
ただし磐城棚倉駅の接続は悪く、結局は同じ列車に乗り継ぐことになる。
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バスの中は比較的良い乗車率
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鉄道廃線跡の雰囲気を残すバス専用道路を走る。
ああ先頭に座れば良かったと後で思った。
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途中の磐城金山バス停には鉄道のような駅名票があった。
昔は国鉄駅のような雰囲気だったらしいが、国道に取り込まれたため、昔のような雰囲気ではない。
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娘はお昼寝中。
まあ普通の人には、単なる普通のバス路線なので…
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磐城棚倉駅到着。次の上り列車迄一時間以上の待ち時間。
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待合室で時間を潰し、上り列車を待った。
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駅舎側にホームがなく、上りでも下りでも跨線橋を渡らなくてはならず不便だなあと思ったら、駅舎側は白棚線のホームが昔あったためだそうだ。
でも白棚線廃止から70年以上たっているのにづっとこのままだったんだ。
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娘は分厚い歴史の人物事典を読んでいる。
帰りも5時間近く普通列車に乗るので、時間はたっぷりある。
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父はビール1本だけ飲みつつ同じく読書で日暮里を目指した。


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