元書店員の「大崎梢」の新作。
書店や出版業界を舞台にした小説を何本か書いていて、今回は老舗出版社に就職したしたのに、
なぜか少女ファッション誌の編集に異動になった男性出版社社員の物語。
出版社社員と契約社員との関係やら、少女ファッション誌のタイアップ広告(記事広告)のこととか、
この業界に働くものとしては、親しみもてる話が多い。ただ設定からもう少しコメディ的内容を期待したが、
割とまじめな「お仕事小説」。
なお、図書館で借りた本を電車で読んでいたが、この表紙は40歳代親父が読む本の表紙にしては恥ずかしかったなあ。(書店購入本なら、ブックカバーかけるのだが)
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