夜行列車が10本前後走る韓国の鉄道だが、残念ながら、寝台車は「ヘラン号」(豪華団体列車)以外は連結されない。
また、途中で時間調整するという考え方がない(?)ため、朝の3時や4時に終着駅についてしまう夜行列車も多い。
その中で、週末だけ走るムグンファ号1692は、夜22:30に釜山をでて、終点の江陵には6:53着と、夜行列車としてはいい時間を走る。
(例えば、江陵行きの夜行列車は他に清凉里発が2本あるが、朝3:42着と朝4:56着と早朝着になってしまう)
ぺらぺらと時刻表を見ただけだが、夜行列車としては一番長時間走る列車で、一番いい時間帯を走る列車ではないだろうか。(しかも、通常1日3往復しか走らない慶北線を通ったりする。真夜中だけど…)
他では釜田(釜山市)22:30発 清凉里5:55着のムグンファ号1624が、いい時間帯の夜行列車かなあ。
(このペアの清凉里発釜田行きは、釜田に4:26についてしまう)
ということで、今回は釜山発江陵行きのムグンファ号1692に乗ってみた。
下から2つ目が、乗車列車。
一番上の2:42着や4番目の2:52着は、着いてから困るだろうなあ。
出発をまつムグンファ号。先頭の機関車がアメリカっぽいなあ。
サボ。漢字があるので、まずこれで列車に間違いないか確認。
夜行列車だが、カフェ車も連結。行かなかったので、深夜もずっと営業しているかどうかは未確認
カフェ車は、1両だけ外観がど派手なので、すぐに連結の有無と場所が分かる
シートはこんな感じ。
乗客は満席ではないがどのシートも程よく埋まっていた。
ただし途中で降りる客も多く、隣の乗客は4時に目を覚ましたときは降りたあとだったので、
3時台のどこかの途中駅で降りた模様。
後ろから見たところ。テーブルがないのが少し不便。
アイマスクと耳栓をしてそこそこ熟睡できた。
ただ正東津観光のグループ客も多く乗車していて、深夜や早朝も盛り上がっていて少しうるさかった。
その正東津駅。
観光名所らしく、多くの乗客がここで降りた。
終着の江陵駅。
途中で「ヘラン号」を見かけた。乗ってみたいが、値段が高いなあ。
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