「夜行列車」と「夜行フェリー」が大好きだが、今回大阪まで10数年ぶりに「夜行バス」に乗ってみる。
20代の頃3回ほど乗ったが、3回ともよく眠れず、窮屈で、その後10数年敬遠していた「夜行バス」だが、
ツアーバスの盛況で、価格が新幹線や飛行機に比べ、非常に安いため、体験してみることにする。
どうせなら、最安値層である4列シートの「青春エコドリーム号」に、青春から遠く離れた40代腰痛持ちオヤジが乗ってみた。(ちなみに東京-大阪で3840円と新幹線の1/3の値段だった)
祝前日のせいか、京阪神は満席。名前でまとめているが、それぞれの号が、複数本や複数台発車する。
他の地方も結構埋まっている。四国方面が埋まらないのは何でかなあ?
乗り込んでみる。当然満席。
足元は思ったほど狭くなく、座席に挟まれているという感じではない。
シートはこれくらい倒れる。
荷物棚は狭いが、トランクケースがバスにあり、乗車時に預けられる。
トランクケースは小さいので、お客の荷物であふれたらどうするのだろう
(預り拒否するのかな)と思っていたが、多い分は、バス車内の空きスペースにも
置く模様。
カーテンは乗車時から全部占められ、このように暗くなる。
事前にホームページなどで「青春エコドリーム号」で検索すると、『2度と乗りたくない』などの感想が見受けられ
どうなることかと思ったが、以外と眠れて、翌日昼寝をせずに1日過ごすことが出来た。
「夜行列車」や「夜行フェリー」の旅情からは程遠いが、とにかく安い夜間移動手段としては使える感じがした。
実家に顔を出すのに、今まで1回が、同じ値段で3回に増やせると思うと、今後も使ってみたい
(1年後の2012年11月にこりもせず、再度「青春エコドリーム号」に乗車。夜行バス「青春エコドリーム号」乗り心地 第2弾。2回目の方が車両の関係で、良かった)
ただし、車内にトイレはあるが、(夜間にSAでの休憩もあるが)、窓際だと、通路の人に気を使うし、通路側だと眠りづらいので、トイレだけは不便だなあ。
結局、窓際だったので、寝る2時間前から水分を控えて、トイレは行きませんでした。
通路側で、こんな人もいたが(500×3本で1.5リットル?)
湊町バスターミナルは、JR難波駅の真上にある。
お店も一杯あり、乗車バス停としては非常に便利そう。
到着バス停としても、パン屋とマクドナルドとコンビニが開店していた。
なお、朝到着後、時間が有る場合、新大阪駅徒歩10分のところに、750円で入れる【天然温泉ひなたの湯】があり、時間調整+リフレッシュには便利。
午前6時からあいている(土曜日だけなぜか午前8時開店)
普通のマンションの最上階(9F)にある
露天が、最上階なので日差しが気持ちよかった。
休憩スペースはTVとゆったりめの椅子がある。
ソフトクリーム(200円)を食べる
ベランダ(?)にも椅子があった。
東京や大阪の早朝入れる風呂となると、1000円を超えるところが多いように見受けられるが、
その点ここは750円なので、夜行バス明けなどには使えると思った。
2012/3/4追記
今度は、同じドリーム号の中ではグレードの高い「プレミアムドリーム号」に乗ってみた。
大阪→東京で8800円。早割は売切れで、通常のネット割聞かせて8300円強。
青春エコドリームの2倍強。
結論としては、とにかく安くなら青春エコドリームでいいかな~。
2倍払っても所要時間が半分になるわけはなく、夜行バスの窮屈感は残るしなあ。
OCAT(大阪なんば)バスターミナルの出発案内
夜行バスが次々と出発していく
小さな売店が営業中
バスターミナルが入るビルには色々ある。
バスセンターにあった広告。朝食付きで1200円らしい。今度試してみるかなあ。
なんばから乗る客は、2階は、自分ひとりでした。(1Fは不明)
うちの実家からはなんばが便利なのだが、大阪駅と京都駅の利用者がほとんど。
なぜなんだろう?
座席は当然青春ドリーム号よりゆったり。
携帯用コンセントが各座席にあり。(真ん中のシートは最初無いかと思ったが、ありました)
車内荷物棚は青春ドリームと同じに小さい。大きな荷物はトランクが無難。
倒れる角度はこんな感じ。
横の座席とはカーテンで遮断できる。
新宿駅到着。
夜行列車や夜行フェリーだと、長く乗っていたいと思うのだが、
夜行バスは、プレミアムドリームでも青春ドリームでも、早く降りたいと思ってしまうのは同じだった。
だったら、格安移動手段と割り切って、青春ドリームで充分と思った。
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