ウエストエキスプレス銀河の山陽本線京都下関夜行に乗ることが第一目的の今回の旅。
さて、どこを観光しようか。九州、山口、広島の中で、あまり今まで訪れていない山口を廻ることにした。
大阪駅に貼ってある山口県の観光ポスター。角島は行ったことがあるが、それ以外は初見。
秋吉台は行ったが、その時秋芳洞を見なかったのが心残りのため、元乃隅神社→別府弁天池→秋芳洞→秋吉台、時間が余れば旧船木鉄道大棚トンネルに行く事にする。
名門大洋フェリーを下船して、連絡バスで門司駅到着。
関門海峡トンネル経由で下関駅。
タイムズレンタカーを借りる。
足元のパーキングブレーキを見落として、てっきり電動パーキングブレーキだと思い込み、そのまま走り出して警告灯が消えずあたふたする。
下関から2時間近く車を走らせ、元乃隅神社に到着。
かなり辺鄙な場所だが、駐車場は一杯。
観光バスまでいるが、最後かなり狭い道なのだが、よくたどり着いたなぁ。
観光ガイドやSNSでお馴染みの風景。
この鳥居の上の箱にお金を投げ入れるらしいのだが、カップルがやっていたが中々入らず大変そう。
これもチャレンジしている人がいたが、やはり一筋縄ではいかない感じだった。
京都の伏見の赤鳥居はいつも人が一杯で、人がいない写真を撮ることは困難だが、こちらは少し待てば人が入らない写真が撮れる。
赤鳥居が有名だが、赤鳥居の先にある風景も絶景。
日本海は暗くて黒っぽい紺青の海の色というイメージがあるが、明るい緑色の海岸があった。
道路を挟んだ右側は、JR山陰本線。
元乃隅神社から1時間ほど車を走らせる。今回車での移動時間が多く、時間がもったいないので、お昼はご飯はコンビニのおにぎりを車内でパクつく。
綺麗な緑色の透き通った写真で紹介される弁天池だが、
光が全面に照らしていないと綺麗な写真にはならない。
池の半分は影がさしているので、そこが写らないようアングルを調整。
秋芳洞到着。なお公共の駐車場が高く(500円)入り口からも遠く、民間の駐車場の方が入り口近くで値段も同額か安かった。
秋芳洞入り口
写真では分かりづらいが、とにかく広くて天井も高い壮大な空間が広がっている。
ここに昔王国が築かれていた言われたら信じるだろうなあと思ってしまった。
とにかく圧倒された。岩泉竜泉洞など鍾乳洞は何箇所か訪れたことがあるが、桁違いだった。(日本で最大級の鍾乳洞だそう)
中間地点にエレベーターがあり地上に出られるそう。
反対側の黒谷口。ここで折り返し。ここで出て、入り口までバスで戻るという方法もあるようだが、残念ながらバスは運休。
出口までのトンネルは行かずに黒谷口で折り返したが、
こんな感じだったと後で知った。行っとけば良かった。
秋芳洞から少し車で移動して秋吉台の展望台へ。
秋吉台は過去に来たことがあるが、単なる草原という感じでピンと来なかった。
こういった岩肌が全面に広がる景色を期待して来ると少しガッカリする。
でも秋芳洞を見た後だと、この風景の下にあの巨大な鍾乳洞が広がっていると想像して、前回より風景が変わって見えた。
ちなみに冬に野焼きをするようで、野焼き直後だと別の風景が見られそう。
この時点で15:30ごろでまだウエストエキスプレス銀河の発車時刻まで余裕があるので、もう1箇所寄り道してから下関駅を目指すことにする。