とある日、前々から気になっていた横浜市電保存館へ。最近リニューアルしたらしい。
チンチン電車(路面電車)の保存館は、仙台や名古屋や大阪など各地にあるが、7両も1カ所に揃っているのは珍しい。
昔のチンチン電車の車庫(今は市営バスの車庫)の一角にある。
木の床や重厚な車内がいいなあ。
車内に路線図も掲示されているが、横浜市にはあまり縁がないためどこを走っていたのかイマイチぴんと来ない。
こちらは大分廃止された後の路線図。
なにげに貴重な時刻表などもある。
滝頭というのが、この保存館のある車庫の地名
横浜市電とは関係ないが、国鉄横浜駅の大時計が展示されている。
全部の車両が一枚に収まる場所を探したが、残念ながら無かった。
珍しい貨物の路面電車も1両展示されている
休憩コーナーでは現役時の横浜市電の映像が流されている。
今年(2017年)になってリニューアルしたらしい。
なかなか興味深い展示。
懐かしい「斉藤由貴」や「タッチ」をつかった横浜市交通局の地下鉄のポスター。
休憩コーナーだけでなく、展示コーナーでも横浜市電の現役時の映像が見られる。
どなたかの鉄道模型コレクション。
鉄道模型レイアウトは鉄道博物館や保存館には必ずと言っていいほどあるが、比較的大きなOゲージは珍しい。
当時の写真と同じアングルの現在の写真の展示。鉄道の廃線跡と異なり、路面電車の場合は道路なので廃線の痕跡が残っていないことが多いのは残念。
駅名標も保存されている
バスの車庫側は一段高くなっていて、上からのアングルで写真が取れる。
地味な施設ながら、なかなかに充実していた。
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