会社の労務管理制度が厳しくなって、休日出勤の代休をしっかりとる必要になり、とある日に代休になった。
新しくなった東武鉄道の特急リバティと、大手私鉄で初めてのSLであるSL大樹に乗りに行くことにする。
ところが、SL大樹は調子が悪く、SLではなくDL(ディーゼル機関車)が代替するとのこと。
しかも台風が朝に直撃との天気予報。
30分余裕を持って出てきたのに、途中途中で台風の影響で遅れ、日暮里で10分余裕に縮小。
そこに常磐線は30分遅れの非情なアナウンス。
一縷の望みをかけ西日暮里経由千代田線でなんとか特急リバティに間に合う。
北千住駅で、株主優待券を利用する為、一旦改札を出て時間を喰い、出発時刻を10分オーバーしてホームに辿り着くが、リバティも遅れていて助かった。
新しい車両は気持ちが良い。
トイレも2つあり、綺麗。
電源と無料wifiがあるのがありがたい。
SLがDLになるのは、事前にわかっていたが、リバティ車内での放送で、鬼怒川線が倒木で不通とのこと
DL大樹も、予定していた1号(とその折り返しの2号)は運休に。下車した下今市駅で聞くと復旧作業中で再開予定とのことで、次のDL大樹に期待することにした。
下今市駅のSL機関庫を見に行く。
せっかくのSL復活プロジェクト。早く調子が良くなって欲しいと思う。
色々なJRや私鉄各社の協力でSL復活に漕ぎ着けた模様。
DLがひくブルーの客車も、学生時代に周遊券で宿代わりによくした夜行急行の座席車のおもむきで、SLとは別の懐かしい風景で乗って見たいのだが、とりあえず1号は動かない。
下今市駅も売店から水道に至るまでSLにあった雰囲気に改装されている。
駅のベンチで、走らない列車の再開を待ちながら朝ごはん。
待つうちに再開の案内があり、ホームへ行くと停まっていた特急リバティに乗るようにとのこと。
特急券買ってないけど、特別措置なのかと思ったが、あとで駅の掲示でこの区間はそういう運用らしい。
鬼怒川温泉街。川の流れが台風の影響を感じさせる。
廃業したホテルがけっこう目につく。
鬼怒川温泉駅の一つ先の鬼怒川公園駅下車。
駅近くの鬼怒川公園岩風呂で日帰り温泉を楽しむ。
お風呂の他に休憩所があり、食事やアルコールも注文できる。
ここでうだうだしても良かったが、アイスクリームだけで我慢して鬼怒川公園駅に戻ることにする
近くに非常に気持ち良さそうな空間とベンチがあり、ここで読書したら気持ちいいだろうなあ、と考えた。
鬼怒川公園駅に戻る。電車は本数が少ないので、鬼怒川温泉駅までバスを利用する。
こちらは大体1時間に1本。
鬼怒川温泉駅到着。この駅もSL復活に合わせリニューアルしたよう。
こちらも下今市駅と同様に転車台。
足湯もあり、ここで駅前のコンビニに買った昼飯を食べる。
駅に行くと改札内に長蛇の列。
再度倒木があり、一旦再開した鬼怒川線がまた普通になった模様。
当然のごとく、DL大樹3号と4号も運休が決まる。
DL大樹乗車は諦め、帰路に着くことにする。
下今市駅までバスの代替振替輸送を行うとのことで、改札口で切符(株主優待乗車証)を見せて振替乗車証を貰う。
代替バス乗り場もこの混雑。
そういえば列車運休による代替バスに乗るのって学生時代に九州で乗って以来数十年ぶりかも。
下今市駅到着。
やはりこの混雑。
駅に貼ってあるポスターを眺めながらいつ走るんだろうと待っていると
普通列車が発車するというので、飛び乗ると
逆方向の東武日光行きだった。
仕方なく同じ列車で下今市駅に戻る。
帰路はのんびり( &特急券節約で)普通列車で帰ろうかと思ったが、面倒になって、ネットで次の特急券を予約。
スペーシアなら列車が行きと変わって良かったが、帰りもリバティだった。
浅草駅到着(写真は帰り乗ったリバティではなく向かいのホームに停まっていたスペーシア)。
今回の旅は、かなり消化不良で心残り多数。
リベンジを誓い帰路に着いた。
(帰る前に次記事のように寄り道したが)
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