2年ぶりのウエストエキスプレス銀河での旅。
従来は団体扱いでツアーでしか申し込めなかったが、今年から一般販売(特急指定席のみを単独で販売)するようになったので、新宮行きを予約購入。
銀河入線。
終着駅の雰囲気がある山陰本線ホームから出発するのが嬉しい。
昔の上野駅から夜行列車乗るが如く旅情を感じる。
今回は利用しなかったが、発着ホームに立喰蕎麦があるのも良い。
今回もこちらのグリーン車は取れず。
この個室も取れず。
いつかグリーン車か個室乗ってみたい。
まあ指定席特急券で乗れるクシェットでも充分満足だが。
コロナの時は上段は空いていたが、今回は上段にもお客さんがいた。
紀勢本線を一周して鳥羽まで行く。
このクシェットは埋まっていたためしがないが、通常発売はしないのだろうか。
京都駅の駅弁屋で見かけたます寿司を久しぶりに食べたくなり、こちらを晩御飯とする。
フリースペースの4号車は満席だったため自分のクシェット席で食べる。
途中目覚め、夜間長く停車しているなあと思って後で確認したら、紀伊田辺駅で2時28分から5時10分まで2時半以上停車していたらしい。
電車で走行音が大きいので、深夜帯の駅長時間停車はありがたい。
串本駅で橋杭岩見学のバスも有料であったが、前回の銀河乗車時に行ったので今回はパス。
フリースペースの4号車が空いていたので、移動して朝ごはんにする。
ノンアルコールビールとパンで朝ごはん。
串本からは車窓に海が広がる。
この駅も海が近くて、かつ海の色もエメラルドグリーンで良いなあ。
湯川駅というところのようで、今回は新鹿駅で下車して海を眺める予定を組んだが、次回は湯川駅も降りてみたい
本格ミステリーとして有名だが、未読だった十角館の殺人を読了。
夜行列車の、夜の雰囲気も好きだが、一夜あけてダラダラしながら寝台で車窓を楽しむ朝の時間も好き。
まあ夜行列車全般が好きなのだが。
新宮行きは、2023年はこの日が初運航だった為、歓迎行事やら地元紙の取材など賑やかな新宮駅。
①昔の2段寝台仕様(クシェット)が指定席料金だけで乗車できる
②共用スペースにゆとりがあって楽しめる
③始発の京都駅は山陰本線用の終端駅ホームから出発するので昔の上野駅発の夜行列車のような旅情が味わえる(ホーム近くに立ち食いうどん屋があるのも良し)
④昔の夜行列車のように途中駅での長時間停車があって、それも楽し
⑤朝起きてからの串本駅以降の車窓が、きれいな海を長時間眺められて気持ちが良い
あらためて良い列車だと思った。下車後、すぐにでも再度乗りたくなった。
ぜひ、過去に昼行で走った山陽本線や、四国行の夜行列車として走らせてほしいなあ。
ここにもカラス(の置物)がいた。
駅の帰り道で見かけた新宮城。
天守閣などはない。
徳川御三家の和歌山藩の支藩の新宮藩のお城跡。
新宮城の前の道を奈良交通のバスが普通に通り過ぎて行ったが、よく考えれば、日本一長距離バスの大和八木新宮の路線バスだった。
熊野3神社そろい踏み。
ウエストエキスプレス銀河も神社と同様な立て看板で掲示されている。
新宮駅より紀勢本線の普通列車で新鹿駅へ。
昔車窓からみてきれいな海で、機会があれば途中下車したいと思っていた駅。
列車本数が少なく、鉄道ではなかなか訪問しづらい。
順方向jに行くと時間を持て余すので、1時間ほどプラプラしたら、逆方向の熊野市駅まで戻る予定。
当然の無人駅。
きれいな海水浴場だが、期待がでかすぎたので、昔車窓から見たエメラルドグリーンの海とは印象が違った。
海岸へは、この手作り感満載の緑色の細長い橋で渡る(他に橋を渡らないで済む経路もあり)
熊野市駅に一旦戻る。
コンビニやキオスクはなく、駅前のおみやげ物店のお弁当も売り切れで、お昼の食糧調達はできなかった。
熊野市から新鹿間は1回乗車してしまっているので、あらためてその区間の乗車券も追加で買う。
今年デビューの新型特急車両の南紀号。
新し車両は気持ちが良い。
お昼ごはんを調達し損ねたので、熊野市駅のお土産屋に売っていたマフィンのお菓子と地ビールで空腹を紛らわす。