「フェリーとしま2」での16時間の船旅終え、同じ名瀬港でも徒歩30分離れた鹿児島奄美沖縄航路や奄美海運航路が発着する方の名瀬港に辿り着く。
奄美大島3時間滞在後、また14時間強の船旅。
滞在3時間を挟んで合計39時間の船旅。
流石にも自分でも頓狂だとは思う。
(なお、奄美海運もネットや雑誌の情報が少ないので、写真多めの掲載です)
16時頃に到着し、先発の奄美海運航路の入港時間より2時間も前のため、待合室に人影はない。
奄美沖縄航路の変遷がわかる優れた掲示物だが、10年前の2013年以降の更新が途絶えている。
その間、東京行き航路と大阪神戸行き航路は貨物専用になり、旅客は乗船出来なくなった。
御船印は鹿児島奄美沖縄航路のマルエーフェリーでは販売しているが、奄美喜界島鹿児島航路の奄美海運では販売していない。
同じグループ会社なのだから、制作の手間はあまり変わらないはずで、奄美海運でも御船印売り出せば増収になるのになあと思う。
東京行き航路は消されているが、大阪神戸行き航路は旅客を載せなくなって久しいが掲載されている。
港から徒歩圏内の奄美市立奄美博物館を見学して5時過ぎに再度名瀬港の待合室にたどり着くと今度は椅子が全て埋まるぐらいの沢山の待ち客。
鹿児島直行のクイーンコーラルプラスにはまだ早いので、待ち客全員奄美海運の喜界島経由鹿児島行き航路に乗るとなると満席になるのではと驚く。
2等寝台を窓口で注文したが、「予約がない場合、窓口では2等桟敷席しか販売できないので、乗船してから船内案内所で空いていれば変更出来るので変更して下さい」とのこと。
フェリーあまみが名瀬港に入港してくる。
船がターンしてゆっくりと港に入ってくるシーンが好き。
こちらの行先案内板は寄港地が細かく書かれている。
船内案内所に行くと、「出港してから空いていれば2等寝台販売になります」とよくわからないシステム。
入港から出港まで30分待つ必要がある。
「隣のレストランで出港まで待つよう」言われるが、その間に2等桟敷席の良い場所が埋まって、満席で結局2等寝台が確保できなかった場合に困るので、2等桟敷席を取り敢えず確保しに行く。
2等桟敷席に指定席設定はないはずだが指定席の表示。車椅子の方のみ指定席?
先ほどの多くの待ち客は団体貸切と表示された区間に大勢いた。
鹿児島行きと貼られた6人ぐらいの区画が空いていたので、この区画の窓側のコンセントあり区間を取り敢えず確保した。
結局、その後船内案内所で待っていると「喜界島入港後でないと寝台が空いているかわからないので寝台販売はその時になる」とのこと。
さらに2時間宙ぶらりんで待つのも面倒で、確保した2等桟敷席で過ごすことにした。
喜界島入港後でないと売れない理由がよくわからず、理由があるなら致し方ないが、名瀬港の切符売り場も、最初の船内案内所係員も、はじめからそう案内すれば良いのにとは思う。
マルエー系フェリーで良く見かけるおにぎり販売。
昔東京沖縄航路のマルエーに乗船した時も確か案内所でおにぎりを売っていた。
利用が叶わなかった2等寝台区画。
ゲームコーナー。
遊んでいる人は見かけず。
自販機コーナー。
食堂は鹿児島行きの場合、朝の営業はあるが、夜の営業はない。
食事系はカップラーメンとパンしかなかった。
過去のネット記事では、冷凍食品(ホットドックや焼きおにぎりや唐揚げ)の自販機が設置されている写真を見かけたが、数年前に冷凍食品自販機の業者が、冷凍食品自販機業務から撤退したはずなので、その時に撤去されたと思われる。
案内所兼売店。
酔い止め薬売っているのは珍しい。
フェリーとしま2の名瀬港から30分歩いてあせをかいたのでシャワーを浴びる。
フェリーとしま2と異なりシャワーは無料
何故かシャワー室前に、おつまみの自販機があった。
レストランはこのような営業。
実際には上り便の朝食営業は6時30分〜7時迄の営業だった。
乗船前になんか買っておけばよかった。