夜行フェリー乗船記録74 奄美海運「フェリーあまみ」(名瀬港ー鹿児島港 2023年11月)

「フェリーとしま2」での16時間の船旅終え、同じ名瀬港でも徒歩30分離れた鹿児島奄美沖縄航路や奄美海運航路が発着する方の名瀬港に辿り着く。
奄美大島3時間滞在後、また14時間強の船旅。
滞在3時間を挟んで合計39時間の船旅。
流石にも自分でも頓狂だとは思う。
(なお、奄美海運もネットや雑誌の情報が少ないので、写真多めの掲載です)
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16時頃に到着し、先発の奄美海運航路の入港時間より2時間も前のため、待合室に人影はない。
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奄美沖縄航路の変遷がわかる優れた掲示物だが、10年前の2013年以降の更新が途絶えている。
その間、東京行き航路と大阪神戸行き航路は貨物専用になり、旅客は乗船出来なくなった。
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御船印は鹿児島奄美沖縄航路のマルエーフェリーでは販売しているが、奄美喜界島鹿児島航路の奄美海運では販売していない。
同じグループ会社なのだから、制作の手間はあまり変わらないはずで、奄美海運でも御船印売り出せば増収になるのになあと思う。
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東京行き航路は消されているが、大阪神戸行き航路は旅客を載せなくなって久しいが掲載されている。
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港から徒歩圏内の奄美市立奄美博物館を見学して5時過ぎに再度名瀬港の待合室にたどり着くと今度は椅子が全て埋まるぐらいの沢山の待ち客。
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鹿児島直行のクイーンコーラルプラスにはまだ早いので、待ち客全員奄美海運の喜界島経由鹿児島行き航路に乗るとなると満席になるのではと驚く。
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2等寝台を窓口で注文したが、「予約がない場合、窓口では2等桟敷席しか販売できないので、乗船してから船内案内所で空いていれば変更出来るので変更して下さい」とのこと。
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フェリーあまみが名瀬港に入港してくる。
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船がターンしてゆっくりと港に入ってくるシーンが好き。
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こちらの行先案内板は寄港地が細かく書かれている。
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船内案内所に行くと、「出港してから空いていれば2等寝台販売になります」とよくわからないシステム。
入港から出港まで30分待つ必要がある。
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「隣のレストランで出港まで待つよう」言われるが、その間に2等桟敷席の良い場所が埋まって、満席で結局2等寝台が確保できなかった場合に困るので、2等桟敷席を取り敢えず確保しに行く。
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2等桟敷席に指定席設定はないはずだが指定席の表示。車椅子の方のみ指定席?
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先ほどの多くの待ち客は団体貸切と表示された区間に大勢いた。
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鹿児島行きと貼られた6人ぐらいの区画が空いていたので、この区画の窓側のコンセントあり区間を取り敢えず確保した。

結局、その後船内案内所で待っていると「喜界島入港後でないと寝台が空いているかわからないので寝台販売はその時になる」とのこと。
さらに2時間宙ぶらりんで待つのも面倒で、確保した2等桟敷席で過ごすことにした。

喜界島入港後でないと売れない理由がよくわからず、理由があるなら致し方ないが、名瀬港の切符売り場も、最初の船内案内所係員も、はじめからそう案内すれば良いのにとは思う。

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マルエー系フェリーで良く見かけるおにぎり販売。
昔東京沖縄航路のマルエーに乗船した時も確か案内所でおにぎりを売っていた。

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利用が叶わなかった2等寝台区画。

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ゲームコーナー。
遊んでいる人は見かけず。

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自販機コーナー。
食堂は鹿児島行きの場合、朝の営業はあるが、夜の営業はない。

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食事系はカップラーメンとパンしかなかった。
過去のネット記事では、冷凍食品(ホットドックや焼きおにぎりや唐揚げ)の自販機が設置されている写真を見かけたが、数年前に冷凍食品自販機の業者が、冷凍食品自販機業務から撤退したはずなので、その時に撤去されたと思われる。

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案内所兼売店。
酔い止め薬売っているのは珍しい。

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帽子がフェリー絵柄でカッコ良いのだが、帽子を被る習慣がないからなあ。

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フェリーとしま2の名瀬港から30分歩いてあせをかいたのでシャワーを浴びる。
フェリーとしま2と異なりシャワーは無料

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何故かシャワー室前に、おつまみの自販機があった。

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レストランはこのような営業。
実際には上り便の朝食営業は6時30分〜7時迄の営業だった。

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案内所のおにぎりと、自販機のカップラーメンと持ち込みのポテトチップスでちょっと侘しい夕食。
乗船前になんか買っておけばよかった。

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その後、焼酎となぜかアイスクリーム。

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喜界島出たあとはこの空席状態。
しかしなぜか確保していた6人ぐらいの区画に、喜界島から家族連れが4人乗ってきた。
他に空いている区画がいっぱいあるのに、なぜ6人区画に自分も入れると5人ぎゅうぎゅうに寝ようとするのか不思議だった。
夜トイレにたったあと、空いている区画で朝まで寝ることにした。

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朝6時半に放送が入り、船窓に開聞岳が見られる。
佐多岬は残念ながら6時頃に通過したそうな。

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6時半に放送が流れ、30分だけ朝食営業。
メニューは朝定食1種類のみ。

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せっかくなので注文して海を眺めながら頂く。
お味噌汁が具沢山で美味しかった。

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朝の利用はこの日3人だけだった。
夕食営業した方が、おつまみ需要もあって儲かると思うのだが。
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デッキは座れるところは見つけられなかった。

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鹿児島港が近づいてくる。

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市内から少し離れたところにある鹿児島新港。
鹿児島奄美沖縄航路のマリックスラインとマルエーフェリーが仲良く縦列で停泊しているのが見える。

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こちらは種子島行きのコスモラインの「プリンセスわかさ」。
昼行フェリー。
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奄美海運のもう1隻の「フェリーきかい」が停泊していた。
奄美海運は毎日運航でないので、同じ港に2隻集まることのある。
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下船開始。
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今度は鹿児島発で喜界島観光に行ってみたい。


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