2012/01/06「夢玄館へようこそ」水生大海

1106091799
「少女たちの羅針盤」でデビューの作家さんの連作短編集。
古い下宿を改装して、個性的なショップと個性的なショップオーナーが集まる「夢玄館」の管理人代理になった女性の目を通したひと癖もふた癖もあるショップオーナーとのやり取りと事件が描かれる。
こういう下宿もの(最近読んだ「てのひらの父」大沢紀子や「ワセダ三畳青春記」高野秀行など)っぽい話は好きなので、読んでみる。
楽しく読めたが、あともう少しなにかが欲し感じがした。なにかが、いまいち言えないが、もっとはじけた話か、連作短編の楽しみである話が繋がっていく楽しみか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました