東北新幹線の新花巻駅に降り立つ。はじめて降りる駅。
新幹線駅の下にこじんまりと佇むのが在来線(釜石線)の新花巻駅。本数も少なく、使いづらい。
歩いて宮沢賢治記念館を目指す。
なぜか記念館は山の上にあり、この長い木の階段を登らないと記念館に辿り着けない。
雨にも負けず、の詩が階段ひとつづつに貼られていた。
注文の多い料理店の山猫亭。土産物屋とレストランらしいが、入店しなかったので詳細は不明。
宮沢賢治記念館内の喫茶コーナー。
記念館の展示は真面目な(地味で学術的な)展示が中心で、もう少し童話の世界をアニメなどで分かりやすく展示してくれたら親しめるのだが。
よだかの星。入館前は宮沢賢治って何書いてたっけという感じだったが、よだかの星やらやまなしやら注文の多い料理店やら、今でもストーリーを思い出せるお話が多かった。
これは市内観光バスのよう。
路線バスにのって次の目的地のマルカンビル大食堂へ。
最近百貨店が閉店になったが、大食堂は市民の惜し声に後押しされ復活したと新聞記事になっていた。
平日のお昼だがお客さんで盛況。
年齢層も幅広い。
大きなソフトクリームが名物。
このナポリかつも名物とのことでビールとともに注文。
美味しかったが40代後半のオヤジにはちょっと量が多かった。
洋食だけでなく和食の種類も豊富。
こんな居酒屋メニューもある。
握り寿司のセットまで、なんでもありと言っても過言ではない。
圧倒されるサンプルメニュー。写真撮っている人もたくさんいた。
満足したし、お客さんもいっぱいだったので長く営業を続けて欲しい。
向かいには、確か昔に倒産した誠山房という書店ビルが残っていた。
花巻駅に到着。ちょうど良い釜石線の列車があれば、鉄道で新花巻駅に戻ろうかと思ったが、2時間待ちのため、素直に路線バスで戻ることにした。
新花巻に到着し新幹線家路につく。
(新幹線の中で読み始めたこの旅5冊目の本である「かがみの孤城」辻村深月が思いのほか面白く新幹線下車後、駅のベンチで1時間強読書して読みきってから家路につくというアクシデントがあったが)
3泊3日で、行きたかった東北の温泉2箇所と夜行フェリー&夜行列車もどき2箇所に泊まり、小坂の街と花巻の街を観光するという満足のいく旅だった。
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