航路ID | 航路名 | 離島便 | 寄港地 | 運航会社名 | 距離 | 航路区分 | 昼夜区分 | 就航船名 |
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2041 | 大阪新居浜東予(大阪)航路 | 新居浜 | 四国開発フェリー<瀬野汽船G> | 240.00 | 中距離(100㌔以上) | 夜行・昼行 | 【201209廃止】おれんじ8 |
会社名 | 船名 | 乗船時刻 | 乗船港 | 下船港 | 乗船キロ数 | 備考 |
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四国開発フェリー | 「おれんじ8」 | 12:40 | 大阪南港 | 新居浜港 | 《昼行フェリー 2等(桟敷席)》航路は大阪南港-新居浜直行は初乗船(大阪南港-東予-新居浜を乗船済) |
瀬戸内海を、のんびり昼に航行する四国開発フェリーの昼行便。
残念ながら2012年9月限りでなくなってしまう。
瀬戸内海を昼間に(縦ではなく)横に行く航路は、これが最後かなあ。
(臨時では、「フェリーさんふらわあ」が、たまに昼行便を運航しているが)
大阪から新居浜まで乗船してみた。
大阪南港で出航を待つ「おれんじ8」
向かいには名門大洋フェリーが並んでいる
フェリーターミナルの待合室
徒歩客はあまりいなくて、待合室は閑散としているが、売店は律儀に営業していた。
特に予約せず(インターネット割引もないので)、当日窓口で購入。(クレジットカードは使えない)
エスカレータであがる。その後船内をパチパチと写真に取る
指定された2等の部屋は、一番先頭の「部屋1」
二等(桟敷席)でも、席が指定されるが、この部屋の指定客は他に、家族連れ1組のみだった。
この日、十数組の乗客を見かけたが、二等は1部屋に詰め込まず、何室かに分けて指定したのかなあ?
(他の人が全員、上等級だったとも思えないのだが)
上等級の部屋たち
電源が二等にもありました。(一部屋で2箇所?程度)
すぐ横が喫煙ルーム(兼展望室)
あまり、よく見えないけど。
喫煙室の真上には、よく見えそうなラウンジがあるが、上等級の方専用。
下の喫煙室は、どの等級でも利用できる
二等の区画には更衣室もあり、着替えるには便利
名門大洋フェリーの2隻をあとに、いよいよ出航
「大阪南港かもめ埠頭」に停泊中のフェリーさんふらわあ(志布志行き)と宮崎カーフェリー(宮崎行き)の横を通り過ぎる。
陸側からは、フェリーの全体を写真に取るのは至難の業なので、この機会にパシャリ。
同じくパシャリ
出航後、お風呂に。(誰も入っていなかったので、写真を撮る)
サウナもあり、気持ちが良かった。
その後レストランへ。少ない接客人員のためか、こまめに開店と閉店を繰り返す。
売店も同様だが、営業時間が微妙にレストランとは異なる。
メニュー
昼は定食だけかと思ったが、単品ものが何種類も並んでいた(写真は営業終了後撮ったので写っていないが)
なので、ホッキサラダを取り、チュウハイを頼み(昼飯は乗船前に食べてしまっていたので)、軽く飲む。
飲んでいたため、億劫になり、明石大橋は、レストランの窓から写真を撮っただけで、デッキには出なかった。
カラフルな椅子が並ぶ。営業終了後も特に追い出されないので、14:00過ぎても、本を読みながら、ちびちび飲んでいた。
その後最上階の展望室に腰を落ち着ける。
ピアノがあったが、演奏される機会はあるのだろうか?
航路図も張ってあって便利。
狭くて、両側に間近に島がみられるこの航路で、最上階の展望室は、両側の風景が見られるためいい。
途中、「おれんじ7」と行き違う。
こんな感じで、いい景色の時はすぐに甲板に出れるのが便利(右が展望室。なお、この写真は出航直後に撮影したので、後ろに写っているのは、大阪の町並みです)。
いよいよ瀬戸大橋が近づいてくる。
大きな船の最上階からのため、非常によく見えて、感動できた。
20数年前に、瀬戸大橋を間近に見ようと、今はなき関西急行フェリーの丸亀港-下津井港のフェリーに乗った事があったが、大きい船のほうが、より良く見えるということをあらためて気付いた。
乗船年月日 | 会社名 | 船名 | 乗船時刻 | 乗船港 | 下船港 | 乗船キロ数 | 備考 |
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1992/03/21 | 関西急行フェリー | 丸亀港 | 下津井港 | 19.00 | 【廃止】現小松島急行フェリー |
↑その頃の乗船記録
途中、マッサージ機(200円)で体をほぐしたりしながら、のんびり。
アイスをたべたり。
夕食は軽めにうどんとビール。18時から30分しか営業しない。
レストラン内にビールの自販機もあるので、営業終了後でも追加できるが…
新居浜港で下船。
タクシーで新居浜市内までは2160円でした。
(多喜浜駅までだと1000円程度だが、新居浜方面は21:00まで列車が無かった)
今後は瀬戸内海を昼間に景色を眺めながら行きたいと思ったら「フェリーさんふらわあ」などの臨時便に乗るしかないのだが、(大阪12:00発の蘇州號上海行きという反則技はあるが)、臨時便は乗客が多くて落ち着かなさそう。
四国開発フェリーさんも、たまにでいいので、(ドックとかの関係で良いので)昼行便運航してくれないかなあ。
夜行フェリー乗船記録 索引
https://ferryrail.com/archives/66910605.html
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