「3年〜5年ぐらい出向&関西転勤を頑張ってくれ」と会社に言われて、ちょうど6年目に突入した3/1に大阪港からフェリー旅に出た。
大阪メトロのコスモスクエア駅下車。
国際フェリーターミナル行きのバスもあるが、少し早めに行きたかったのと、歩いて10分程度とのことでバスを待たずに徒歩で。
さんふらわあが発着するATCが右側のさんふらわあのイラストに対し、国際フェリーターミナルは左の船のイラストのところ。
お店が何もない道を10分程度歩いて国際フェリーターミナル到着。
なおフェリーターミナルの周りにもお店らしきものが見当たらない。
3階の待合室。
ここから停泊するパンスタークルーズは良く見える。
関西に単身赴任してからせっかくなので関西発着のフェリーを乗り潰ししているが、最後まで残った航路。
乗船にパスポートが必要なため後回しになっていた(コロナ禍で旅客輸送を中断していたことも理由)。
2階にこじんまりとした事務所があって御船印はここで買える。
(逆に船内や釜山港では購入できない)
ハングルで読めないが、これで船名のパンスタークルーズと書いてあるのだろうか?
1階。大量の荷物が置いてあり、これが手荷物として持ち込まれると桟敷席狭くなるなあと思ったが、船内持込はスーツケース大1つに制限され、他は受託手荷物になるので、客室内に持ち込まれることはなかった。
14:00から乗船券発行が開始し、15:20から出国手続き開始。
出国手続きを終えると連絡バスでフェリーまで。
目の前にフェリーが見えているが、安全上の理由か、すでに出国済なので自由に歩かせることが不味いのか。
このタイミングで休暇中の会社からパワハラ通報の対応連絡の依頼が来てウンザリ。
来年には新船が就航するので、元日本のフェリー(東京〜那智勝浦〜高知フェリー航路に就航していた「さんふらわあくろしお」)乗船は今がラストチャンス。
売店は無人レジで24時間営業。
レストランは、営業時間以外は入れない(端っこの数テーブルだけ使えるようになっていたが)
一番下のクラスの桟敷席だが、乗船時に案内所で乗船券を見せてキーをもらう。
スタンダードAという最安値の部屋。
何故かスタンダードB>スタンダードC>スタンダードA というアルファベットの順列を無視したグレード順。
先客は60代まで日本で生まれ働いて、そのあと韓国人の奥さんと再婚され今は韓国に住んでいる方。
定期的に日本にこのフェリーで帰国されているそうだ。
空いていれば1部屋1人配置らしいが、この日は混んでいて、この後もう1人来て3人同室になった。
テレビ下にコンセント2つ。
本来なら一つはテレビ用らしいが変換プラグがないため(誰かが持って行った?)、テレビの電源はさせない状況。
あらためてデッキに出てみる。
最上部のカフェ。
船内で唯一Wi-Fiがある。
Wi-Fiのパスワードは何か注文すると教えて貰える(購入したレシートにパスワードが印字されている)。
外は風が強いので、風景を眺められるこの空間は貴重。
船内から外を眺められるところがあまりない。
通りがかりの同じスタンダードAの大部屋タイプ。
こちらの方が気楽かもしれない。
パブリックスペースの案内。
免税店。
無人コンビニ内。
お酒類も無人コンビニで買える。
コンビニは24時間営業だが、夜間も買えるかは確かめなかった。
無人コンビニのレジ。
キャッシュレスのみ。
日本円の使える飲み物自販機あり。
17時出航の筈だが16時半過ぎに出航した。
予約客の全員が揃ったのだろうが、フェリーで時間前に出航は初めての経験。
充電スタンドスペースに机と椅子があったのでしばらくここで充電しながら読書に勤しむ。
途中で明石海峡大橋の下を通過するというアナウンスが入り、デッキに行く。
明石海峡大橋を明るいうちに通過する定期フェリーは今やこの航路だけ。
(商船三井さんふらわあが年に数回夜行フェリーを昼行フェリーに変えて運行している)
夕食と朝食はバイキング形式で2000円。
同室の方に誘われ一緒に行く。
このあと部屋に戻って同室の方と韓国のいろいろを教えて頂き、最後風呂入って寝た。
(夜はレストランでカラオケ大会でも開かれていたのか歌声が聴こえていたが、特に気にならなかった)
なお、お風呂に鍵のかかるロッカーは無いので、パスポートと財布は船のフロントに預けた。(これも同室の人が教えてくれた)
翌朝。
夜中の後半は結構揺れて、瀬戸内海を出たからそれが普通なのかと思ったが、同室の方曰く「何十回とこの船乗っているが、1、2を争う揺れだった」とのこと。
船酔いで朝食食べられない人も多いようで朝食会場は空いていた。