2011/12/25「てのひらの父」大沼紀子

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表紙からは「児童文学」または「年配の女性の自伝的小説」と思ってしまったが、女性専用下宿にくらす女性3人に対し、生真面目で干渉してしまう男性初老管理人との連作小説。
お人よしのヒロインと、不器用で昭和のオヤジ的な管理人を軸に物語は進み、下宿する女性3人のそれぞれの親子(特に父娘)を描いている。
初めての作家さんだが、読んでで心地よい話。文章も好きだなあ。


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