航路ID | 航路名 | 離島便 | 寄港地 | 運航会社名 | 距離 | 航路区分 | 昼夜区分 | 就航船名 |
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1035 | 神戸大分航路 | フェリーさんふらわあ<商船三井G> | 420.00 | 長距離(300㌔以上) | 夜行 | さんふらわあごーるど・さんふらわあぱーる |
会社名 | 船名 | 乗船時刻 | 乗船港 | 下船港 | 乗船キロ数 | 備考 |
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フェリーさんふらわあ | 「さんふらわあぱーる」 | 19:50 | 神戸六甲アイランドFT | 大分港 | 《夜行フェリー ツーリスト(2等桟敷席)》【輪行】航路は乗船済 |
「弾丸フェリー」という関西から九州まで往復10,000円~の企画がある。
フェリーさんふらわあの3航路で、船2泊、現地0泊で往復する企画。
往路乗船日が金・土・日曜日・祝日・祝前日の場合、ツーリスト(2等桟敷席)だと、10,000円也。
普通運賃だと、大阪→別府片道がツーリスト(2等桟敷席)が、11,200円。WEB割引運賃でも、8,960円なので、往復10,000円は破格の値段設定。
(まあ、関西~新門司の北九州航路は、阪九フェリー・名門大洋フェリーとも、2等桟敷席のWEB割引運賃が5,440円なので、中九州航路が、普段の値段が高いともいえるが…)
ちなみに、おなじ「さんふらわあ」の商船三井フェリーの北海道航路にも「弾丸フェリー」往復12,000円~という企画がある。
ただ、朝九州について、半日観光して、夕方九州を出発する九州航路では、「弾丸フェリー」でもそれなりに楽しめるが、北海道航路の場合、苫小牧に13:30着なので、夕方便の18:45発では、5時間しか北海道に滞在できないし、深夜便を使えば、深夜0:30発なので滞在時間こそ12時間に延びるが、日中の観光時間は少なく、あまり普通の旅行プランとしては、厳しいと思う。
船に乗ることを第一目的とするなら、楽しいとは思うが…
ということで、今回、「弾丸フェリー」を使ってみることにした。
8月初旬の金曜日、行きは神戸発大分行きの「さんふらわあぱーる」
4年前に一度利用している。その時は奮発してスタンダード(一等)の個室(1名部屋)を取った。
夜行フェリー乗船記録08 ダイヤモンドフェリー「さんふらわあぱーる」(神戸-大分) 2009年8月
今回はもちろん「弾丸フェリー」最安値10,000円のツーリスト(2等桟敷席)
神戸六甲フェリーターミナルに行く前に、神戸元町の海文堂書店に、18年ぶりに立ち寄る。
2Fは海や船の本が充実している。
2Fに、古本屋も入っていて、この古本屋さんも、船関係の古本が多数あった。
たまたま、阪九フェリーや新日本海フェリーの創業者の入谷豊州氏の古本があったので、2冊とも購入してしまった。また神戸に来るときは、立ち寄ろうと思っていたら、旅行後しばらくして、こんな記事が載っていた。
神戸の海文堂書店、9月末閉店 創業100年目前 経営不振
残念
JR住吉駅前の連絡バス乗り場。
今回は自転車輪行のため、連絡バスは利用せず、自転車を走らす。
5キロ強。
今は寄港しない「松山」の文字が残る案内板。
橋を渡っていると、阪九フェリーとさんふらわあが見えてきた。
「弾丸フェリー」のノボリも見えるフェリー乗り場。
なんか一杯いるなあと思っていると、
え?全室満席。今日乗るツーリスト(2等桟敷席)まで満席。
ということは、一杯に敷き詰められた布団で、両側に人がいる状態確定
今まで2等桟敷席満室で、両側に人がいる状態になったのは記憶にない。
待合所も人が一杯。
待合所は飲食コーナーあり。
いろいろキャラクターにからんだ船室も企画して、集客につとめている模様。
しかし、今日のお宿は2等桟敷席。この間隔で布団がしかれ、しかも満室
待合所にあふれかえる人々。
輪行する自転車は、置き場を聞くと、車椅子置き場を案内してもらう。止め具もあるので、しっかり設置。
なお、7月に商船三井フェリーのさんふらわあに乗船すると、「輪行袋に入れても有料。船内持込は出来ない」といわれてびっくりしたが、おなじ「さんふらわあ」だが、「さんふらわあぱーる」では、「輪行袋に入れるなら、別途料金は発生しないし、船内に持ち込みOK」と言われた。
自転車を置いて、指定された2等桟敷席の部屋を探し、扉を開けると
こんな感じの部屋だが(この写真は下船時に撮影した)、
部屋の中には、トレーナー姿の女子高生が10人ぐらいの集団が、部屋でくつろいでいた。
てっきり部屋を間違えたと思い、あわてて、外に出て、部屋番号を見るが、やはりその部屋。
恐る恐る再度、中を除くと、指定された席は、その女子高生の団体さんの端にあいている2席のスペースのひとつ。
「えー。女子高校生の団体の部屋に、むさいおじさん(自分のこと)、放り込むか、普通」
「切符売場の係員、もっと(女子高校生に)気をつかえよ!」と結構びっくりした。
ちなみに、もう一人若いお兄ちゃんが、戸惑ったように、切符をみて「ここで間違ってないですよねえ」と話しかけてきた。
この部屋の隣は、この高校の団体で1部屋占有できたみたいだが、端数の人たちが、一般客と混合になり、しかもさんふらわあのチケット係員が、その部屋の一般席に、男性を指定するという大胆な(あるいは何も考えていない)割振りをした模様。
結局、寝る時以外は、この部屋には戻らなかった。
ちなみに若い男も、同じように、部屋ではほとんど見かけなかった。
船内探索
商船三井系でオレンジファンネル。
出港時は紙テープ投げのイベントが開催。(希望者は紙テープをくれる)
阪九フェリーを横目に神戸六甲港を出港。
おみやげ物は充実している。
さんふらわの箱に入ったお菓子。
キーホルダーは4種類(大分航路と志布志航路の船4隻。なぜか別府航路の2隻はなかった)
船グッズは一番種類豊富な船会社かも。
自転車を走らせて汗をかいたので、風呂にはいりたかったが、お風呂も一杯。
シャワーがあるのを発見し、今晩はシャワーで済ますことにする。
ちゃんと、シャンプー等もありました。
レストランも入場規制中。
ということで、ビールとつまみでつなぐ。
通路の席も常に満席状態。
この辺の椅子も埋まっている。
なんか人のいない椅子をようやく見つけて、ここで読書。
めんどくさくなって、ここで晩飯(レストランはあきらめた)代わりの晩酌。
ここも、あまり人がいない(場所がわかりにくい)共有スペース(サロンと案内板あり)。
なんとなくトラックドライバーの談話室っぽいが、一般の区画にある。(売店とレストランの間にひっそりとあった)
ここで、眠るまで長居した。
なんかどんどんよくわからないつまみになってくる。
売店の焼酎は、同じような行動のめんどくさがりやのん兵衛が多いのか、売り切れ間近。
適度に酔っ払って、部屋に戻って即効寝た。
早めに起きて、昨日は利用できなかった食堂へ。バイキング方式。
おかゆが嬉しい。
海をみながら朝食。
風呂も朝はすいていたので、入りに行く。
開店(5:45)と同時に入ったので、食堂はすいていたが、6:30頃には、朝食もこの状態に。
大分港に着岸。
最寄の西大分駅まで1キロと近い。
自転車ですぐに、レトロな駅舎の西大分駅に到着した。
夜行フェリー乗船記録 索引
https://ferryrail.com/archives/66910605.html
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