夜行フェリー乗船記録51 青函フェリー(北日本海運)「あさかぜ21」(青森港ー函館港 2018年7月)

室蘭宮古間にフェリー航路が新設されたので、2日間だけ一般客が乗れる秋田港貨物線と組み合わせて旅に出た。
まずは仕事を終えて東北新幹線を新青森駅まで北上した。

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最終の新幹線だが、結構な人が降り立つ。

フェリーターミナルまで歩いて約40分。駅前にはタクシーもいたが、青函フェリーの深夜便は2時発で時間もあるので、歩く。
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青森港フェリーターミナル到着。人気のない道だったので、通常はタクシーをお勧めする。

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津軽海峡フェリーと違って貨物主体の青函フェリーなので、徒歩客は胡散臭く対応されるかと思ったが、愛想よく普通に対応して頂いた。

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2階の待合室の椅子は、仮眠に向かない肘置き付き。

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津軽海峡フェリーのターミナルは別の所にあるので、見に行ってみる。

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こちらの方が、青函フェリーターミナルより立派。

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椅子は仮眠に向く肘置きなしタイプ(銀色の椅子の方)
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夜間は非営業だが、食事が出来る空間もある。

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wifiや電源など、ターミナルの設備は、青函フェリーのターミナルより豊富。

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北海道各地のパンフレット類も豊富に置いてあった。
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ただ、2時40分発の深夜便はこのターミナルに横付けされないよう。港の青函フェリー乗り場を超えたところにもうひとつ乗り場があるが、徒歩客には少し億劫な距離がある。

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未確認だが下に1台バスが止まっていたので、徒歩客はこれに乗せて乗り場まで運ぶのかなあ?

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ターミナルから離れた所に停泊する津軽海峡フェリー。

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港のど真ん中に青函フェリー深夜便の「はやぶさ21」が停泊している。
なお2社の深夜便を比較して見ると

2:00発の「青函フェリー深夜便」は1:40乗船開始5:50青森着
(航海時間3時間50分、船内滞在4時間10分)
2000円(季節で変わる)

2:40発の「津軽海峡フェリー深夜便」は1:55乗船開始6:20青森着
(航海時間3時間40分、船内滞在4時間25分)
3190円(季節で変わる)

津軽海峡フェリーの方が航海時間は短いが早めに乗船させてくれるため船内滞在時間は若干長い。

今回は価格が安いことと、乗船時間が早いという理由で青函フェリーを選んだが、次回は津軽海峡フェリーも乗って見たい。

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青函フェリー乗船開始。

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左の階段から客室に上がる。

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これぐらいの桟敷席がこのフロアに2つと一つ上のフロアに1つある。

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電源あり。

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乗船入り口部分には談話スペースと自販機あり(アルコール類はない)
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シャワーが2つあり、深夜でも利用可。
新幹線乗車前に家でシャワー浴びてきたので今回は利用せず。
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出航。乗船時間も短いので早々に仮眠に入る。お客さんは少なく静かに眠れた。
トラックの運転手の方は、ドライバー区画にいらっしゃるのか、見かけなかった。
また津軽海峡フェリーより小さな船なので、揺れるのではと船酔いが心配だったが、穏やかな航海だった。
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朝、遠くに、津軽海峡フェリー現役時に一度乗ったことのある高速フェリー「なっちゃんworld」が見えてきた。

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今は防衛省が使うが、空いているとき観光船として、たまに運航するらしい。

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上階の展望スペース。

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青森港着岸。

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津軽海峡フェリーも函館港を目指して入ってくる。
(函館港は、青森港と違って、青函フェリーと津軽海峡フェリーの港は離れている)
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こちらの椅子は仮眠に向く肘置きがないタイプの椅子だった。
青森港の青函フェリーターミナルも、肘置きなしだったらいいのだが…

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昨晩は写真撮っても真っ暗でうまく撮れなかったので、再度写真撮影。

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五稜郭駅が最寄りだが、やはり時間があるので函館駅まで歩く。
青森港と同じぐらいの約40分かかった。
(五稜郭駅だと30分弱で着くが、徒歩で駅に着いても列車が暫くない)

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保存されている青函連絡船が見えて来れば函館駅も近い。

今回青函フェリー深夜便を利用するにあたっての懸念は、津軽海峡フェリーと違い貨物主体だということで、

①社員の人に胡散臭く見られないか
②船内がトラックドライバーさんばかりで肩身が狭くないか
③比較的小型のフェリーで大きく揺れて船酔いしないか

と乗船前は思っていたがいずれも杞憂に終わった。
コストパフォーマンス的には十分でお勧めできる。

夜行フェリー乗船記録 索引(乗船記録一覧表にリンクしています)


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